2009年4月17日金曜日

西暦2036年問題

一部のソフトウェアやプロトコルの仕様により、西暦2036年以降の日付や時刻を正しく扱えない問題。
また、それが原因でコンピュータが一斉に誤作動を起こし社会に混乱を招く可能性があるという問題。
この値は32ビットの符号無し整数
(unsigned long int型)で表現されるため、上限値である42億9496万7295秒を超えると正しく時刻を表現できなくなる。
経過秒数がこの上限を超えるのは協定世界時(UTC)で2036年2月6日6時28分15秒(日本時間15時28分15秒)であり、
これを過ぎるとNTPで時刻設定を行なっているシステムが誤作動を起こす可能性がある。
地球シミュレータの開発成功は日本ではそれほど報じられなかったが、アメリカでは主要なメディアが、
1960年代に人工衛星一番乗りでソ連(当時)に敗れた「スプートニク以来の衝撃」などと大きく取り上げ、話題となった。
海洋科学技術センターは1971年に経団連などの要望によって、海洋科学技術センター法に基づいて設立された認可法人で、
海洋の開発に関わる科学技術の向上を図ることを目的としている。
コンピュータに詳しくない人はなんの事かわからないと思うが、簡単に言うと10桁しか計算できない電卓で
11桁目の計算をしなければならなくなるのが2036年目におとずれるかんじ…かな?
誤作動が起こる前に対策を整えておけるのか。

0 件のコメント:

コメントを投稿